トロールの森って何?

~まちと森をつなぐかたち~

大空、それを映す池、そして池を取り巻く林、水と緑の美しい都会のオアシス都立善福寺公園に、ある日、作品が出現します。

森の妖精トロールたちが突然人を驚かすかのように。

公園に生息する生き物が多種多様であるように、作品の表現もまた様々です。

近年、現代美術を取り巻く状況は変化していますが、いまだ、日常生活に密着した公園での展覧会は稀有であると思います。

この展覧会が人々の記憶の片隅に留まり、年を重ねて新しい地層のように静かに形成され、地域に定着していくことを願います。

「トロールの森・野外アート展」は、現代美術を身近な存在にという目的から、2002年都立善福寺公園を会場にスタートし、9年目を迎えます。

展示は約1ヵ月間、準備は1年前から始まり、アーティスト、サポーター、さらに地域との関わりと、開催に至るまでのプロセスを大切に、

展示現場とやり取りを繰り返し、場所の特徴を捉えアイデアとの整合性を練りあげていきます。

今年晩秋の公園にどのような変化が起こるのか、どうぞお楽しみに!


トロールの森実行委員会

展覧会概要

展示期間 2010年11月3日(水)-11月23日(火)
展示場所 東京都立善福寺公園 上ノ池周辺
(〒167-0041 杉並区善福寺3-9-10))
観覧料 無料